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2013年12月29日日曜日

【2013年】 横浜市の「市販のお米」からセシウム(放射能検査)

■横浜市の「市販のお米」からセシウム

12月27日 厚生労働省公表の放射能検査結果によれば、神奈川県横浜市の「市販の玄米」から、1キロあたり 1ベクレルの放射性セシウムが検出されました。産地については、福島県いわき市とされています。

採取日は12月16日。放射性セシウムの種類は、セシウム137です。

(ソース)
厚生労働省:食品中の放射性物質の検査結果について(第797報)
  *リンク先ページのPDFファイル(自治体から入手した放射性物質の検査結果)の表中 通し番号1127番が、当該検査結果。


■横浜市の「市販の牛乳」からもセシウム

過去の記事で触れましたが、12月18日 厚労省公表の検査結果では、横浜市の「市販の牛乳」からも、1キロあたり 1・4ベクレルの放射性セシウムが検出されています。こちらについては、産地の記載はありません。

この件については、当ブログの次の記事でまとめています。

【2013年】 横浜市の「市販の牛乳」から放射性セシウム


■2013年もセシウム降下

11月29日付 原子力規制委員会 公表データによれば、2013年10月、関東では東京都、埼玉県、神奈川県などに放射性セシウムが降下しました。

以下、2013年10月の環境放射能水準調査結果(月間降下物)です。

*数値は、左側がセシウム134、右側がセシウム137。
*単位はMBq/km2。1平方メートル当たりのセシウム(Bq)に置きかえられると思われます。たとえば、10メガベクレル/平方キロメートル=10ベクレル/平方メートル。

・茨城県(ひたちなか市) 16、34
・栃木県(宇都宮市) 0.96、1.9
・群馬県(前橋市) 0.46、0.97
・埼玉県(さいたま市) 0.67、1.5
・千葉県(市原市) 0.96、2.0
・東京都(新宿区) 1.1、2.3
・神奈川県(茅ヶ崎市) 0.45、0.90

(ソース)
・原子力規制委員会のHP:環境放射能水準調査結果(月間降下物)
  (2013年11月29日)

セシウム137の半減期は30年。放射能の影響がすぐにはなくなることは期待できそうにありません。ですので、食品や土壌の放射能汚染のニュースには、引き続き気を配るのがよいと思います。


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